過去の後遺障害 2016.01.14
新年明けましておめでとうございます。
2016年、1発目の交通事故ブログです。
年始からブログを書く余裕がないくらいあることがあって、今日になってしまいました。(汗)
さて、交通事故に遭い、けがを負って治療を続けていても治らないときは最終的に保険会社へ後遺症の申請をすることになります。
その際に注意しなければならない点として、過去に後遺障害の認定をされていないかどうかという点が挙げられます。
自賠責保険では35に区分された系列ごとに後遺障害が認定されます。
後遺障害とは半永久的に残存する症状という意味合いですので、一度認定された場合には一生涯同じ後遺障害が認定されることはありません。
正確には、同様の症状・障害が認められても、前回認定を受けた後遺障害よりも重い障害でなければ保険金が支払われることはありません。(加重)
ですので、後遺障害のご相談をお受けする際には、過去の事故歴と後遺障害等級認定の有無は必ず確認します。
ご依頼を受けて、自賠責保険に後遺障害の申請をした結果、過去に等級が認定されているため保険金は支払いませんと回答が来てしまっては費用等が無駄になってしまうからです。
ご自分が過去にどんな内容で等級認定されたのか不明な場合は、損保会社又は損害保険料率算出機構へ問い合わせするか、文書で開示請求をしてみてください。
要注意です。
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