まず、簡単な表から見てみましょう。
|
相談に乗る |
書類作成をする |
代理人になる |
行政書士 |
〇 ※書類作成に付帯した相談 |
〇 |
× |
司法書士
|
〇 |
△ ※140万円未満の損害額のみ |
△ ※140万円未満の損害額のみ |
弁護士 |
〇 |
〇 |
〇 |
この表からわかるように、ご依頼者様の相談に乗り、書類を作り、代理人として代わりにすべてを担ってくれるのは弁護士のみです。
それなら最初から弁護士に頼むのが一番早い!と思いますよね。
そうすると最初から行政書士や司法書士なんていらないじゃないか、ということになりますね。しかしどの専門家にも、交通事故業務を依頼する上でのメリットやデメリットがあるんです。
では、どんな時にどの専門家にお願いするのがいいのでしょうか。
司法書士は140万円未満の損害額に対する事案のみ対応できますので、ここでは弁護士と行政書士について紹介したいと思います。
- 相手方や保険会社と一切連絡を取りたくない
- 納得いく結果にならなかった場合、裁判を起こすつもり
- 費用はいくらかかってもいい(※)
(※)ご契約の自動車保険に弁護士費用特約が付帯していれば、弁護士費用も行政書士費用も保険会社から支払われます
- 相手方や保険会社と連絡を取ることがあっても構わない
- 裁判になるような大事にはしたくない
- 費用を少しでも安く抑えたい(※)
(※)ご契約の自動車保険に弁護士費用特約が付帯していれば、弁護士費用も行政書士費用も保険会社から支払われます
依頼した弁護士の先生に交通事故に関することを聞いても、返答に時間がかかる上に答えも曖昧…そういったことから相手に対する不信感が募っていったというAさん。
保険会社に紹介されたとはいえ、一度依頼した弁護士の解任をするのはとても勇気がいったと思います。
当事務所にお乗換えされた後は、「わからないことも安心して質問できる」と信頼していただき、無事後遺障害の等級を獲得されました。
行政書士や弁護士が全員同じように事故に特化した知識や経験を持っているわけではありません。
誰に依頼しても、あなたが本来獲得できるであろう等級を獲得することができるかというと、答えはノーです。
依頼しようとする相手がどんな分野を得意としているのかは、きちんと調べることが大切ですね。
依頼した弁護士の先生に電話をかけても、本人は忙しいといつも事務所の従業員の方に対応された。電話をかけたら「不在の為かけ直します」と言われたけれど、いつまで待ってもかけ直してこない…そういったことからこのままお願いしていていいものか不安になったというBさん。
被害者の方は、交通事故に遭ったことによって心身ともに弱ってしまいます。
不安な気持ちを受け止めてもらえることが、どんなに安心することでしょう。
弁護士全員がこういう対応かといえば、そうではありません。きちんと対応してくれる弁護士の方がほとんどです。しかし中には、簡単な事故業務だと後回しにして放置される…ということもあるようです。
当事務所は、「ご依頼者様の気持ちに寄り添い、一緒に解決を目指す」が信条であり、お客様とは基本的にはお会いして対面でお話させていただいております。
初めてご相談に来られた時は不安な表情だったBさん。「電話だけでなく、直接話をできることですごく安心した」と、解決の頃には素敵な笑顔が見られました。
保険会社に言われるがまま示談はしたくないけれど、あまり大げさにはしたくない…と思っていたCさん。依頼した弁護士に裁判を起こすことを強く勧められて、ご自身の希望を汲み取ってもらえない事で、信頼がなくなってしまったようです。
弁護士の最大の強みである裁判での解決。
もちろん、裁判に持ち込むことで最良の結果が得られることもありますから、交通事故に強い弁護士に依頼することができた時は、すべて信頼して任せるのがベストでしょう。
しかし、裁判というのは時間もかかれば精神的負担も大きくかかります。必ずしもご依頼者様にとってベストの選択かというと、そうでないこともあります。
多くの弁護士は、ご依頼者様の希望に沿った解決の道を示してくれるでしょう。
どうすることが最善の策なのか、きちんと「見極め」られる専門家に相談することが大切です。
当事務所に相談に来られ、書類作成のお手伝いをさせていただいたことで、Cさんは円満に納得のいく解決をされました。