異議申立の仕方 2013.10.24
後遺障害の申請をしても非該当になったり納得できない等級の認定だった場合には異議申立という手続きをとることができます。
一度決定した等級を覆すということはとても難しいものです。
保険会社は「納得ができなければ異議申立をすることができます」と、A4の異議申立書と書かれた用紙を渡して「異議申立をする場合はこの用紙に異議を書いて送ってください」と言います。
言われたとおりに納得のいかないことや、いまだに残る痛みの訴えを書いた用紙を提出してもほとんどの場合、結果は覆らないでしょう。
それではどうしたらいいでしょうか。
認定の理由書をよく検討し、否定された部分を細かく分析する必要があります。
異議申立の趣旨は「別紙に記載」とし、別紙に否定された内容に対する異議を細かく書く必要があります。
そして、その異議を裏付ける医証や画像などを添付して異議申立書と提出します。
この立証が認定基準に則したものであれば後遺障害の等級は覆るかもしれません。
理由書を検討し、どのような要旨で異議を申し立てるべきかを理解していないと、いつまでも覆らないでしょう。
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