交通事故コラム

保険会社への不満 2013.11.14

どうも、保険会社(担当者)の対応に不満な方が多いようです。
保険会社の対応とは査定担当者の対応のことです。
彼らは、受け持った事故を解決すべく一生懸命頑張っています。
ただ、それは、ほとんどが会社のためです。被害者のことを真剣に心配している人は1%もいるでしょうか。

とにかく、保険金の支払いを如何に少なくして被害者に満足してもらう方法を模索しています。
でも、それは、一部の保険会社の担当者だけかもしれません。
ですから、担当者に過剰な期待を持つことはしない方がいいと思います。

保険会社に(担当者)対する不満は、まず、代理で示談交渉をしているにもかかわらず、加害者の立場に立っていないことです。
その立場から離れ、損害賠償のことだけを強調しています。

しかし、それは当たり前なのです。
当事者ではないので、「ごめんなさい」などは言わないのです。
ただひたすら、加害者の変わりに損害賠償の手続をするだけなのです。
だから、被害者も道義的責任などを保険会社の担当者に対し、加害者の代わりを求めても仕方がないのです。

担当者への不満は、治療の途中でもあります。
被害者に過失がない場合でも、「健康保険」を使って下さいと言ってきます。それはなぜでしょう。

それは、治療費が「健康保険」を使うと半額近くになり、それだけ保険会社の負担が少なくなるからです。
被害者に過失がある場合は「健康保険」を使った方が被害者のためになる場合がありますが、加害者に100%過失がある場合、「健康保険」を使うメリットはありません。(まあ、その時、得をするのは、病院ではありますが。)

そこで、保険会社の担当者は、被害者に駆け引きをします。
「健康保険」を使っていただいたら、慰謝料については、少々・・・・。

保険会社の担当者は、加害者の代行ではありますが、代理ではありませんので、治療経過中、途中で、あまり電話をしてきません。
つまり、被害者のケガのことなんか、心配していないのです。
早く治ってくれることは願っているかもしれませんが、それは、支払金額が少なく済むからなのです。とにかく、早く示談をしたいのです。

被害者のケガのことを心配していないことの表れに、
「まだ治療を続けるのですか、もう治療を止めてもいいでしょう」
「もう、症状固定をして、後遺障害の申請をしませんか」
「これ以上、払えませんよ、いい加減にしてくださいよ」・・・etc。

「まだ、痛いのに」
「なんで、保険会社は急ぐのですか」
「治療を止めるようにとしつこく言ってきます。どうしたらいいのでしょう」・・・etc。

「これ以上治療を続けるなら、病院への支払はストップします。」

そして、そのことで、文句を言い続けると、
「弁護士に委任しますから、今後は、弁護士と話してください」
となります。
弁護士から内容証明で通知書が届き、
「今後、この事故については、当事務所が担当します。なにかありましたらご連絡ください。決して、加害者、及び保険会社へ連絡されませんように」と。

たしかに、頚椎捻挫などの場合、完治の目安は3ヶ月などと言われています。症状固定の目安は6ヶ月とも言われています。
だから、保険会社は、その付近になるとアクションを起こすのです。
「そろそろ治療を止めませんか。後遺障害が心配なら申請をしてみましよう。結果認められたら、14級で75万円出ます。そうしませんか。」

多くの人は、早く、事故のことから逃れたいけど、このまま保険会社の言うとおりするのも悔しいと思っています。
「お金なんていらない。できるなら、元の体にしてほしい。」
後遺障害の影響がある人はみんなそう考えます。しかし、「症状固定」と言われても、痛みはなかなかとれません。苦痛が永遠に続くのではと不安になります。

いろんな気持ちが交錯しますが、あとは、気持ちが満足する示談をするしかありません。

そのためには、保険会社や弁護士の対応に負けないよう勉強し、そして、強硬な保険会社の担当者や弁護士が出てきても、ひるまない方法を会得することです。
勉強したり、いい相談相手を見つけて頑張るしかありません。

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